Lyric

拝見あの時の貴女へ

先の事なんて考えてなかった 迷惑かけたな 情けねぇ自分

今あの時の貴女に

他の家とは少し違うけど 女で1つで養ってくれた

どうしようもなかった俺へ今Answer

楽しい事だけやってりゃそれでいいと思ってた

沢山泣かせた 恥もかかせた

性懲りもせず 心閉ざした

振りかざした拳 かけられた言葉

投げかけた罵声 そんなんはだっせぇ

周りを見てみ みんな白い目

鏡を見てみ お前ひどい目

大人なんて信用すんな誰かが言った

俺もそう思ってたよ 捕まる時まで

早朝響く チャイムの音

階段かけ上がる6人の刑事

驚きを隠せない 貴女の顔

ずっと忘れないように心のフィルターに残して

言えねぇんじゃねぇ 言わないんだ

ありがとうの言葉 もう少しでいい 素直になってみるよ

拝見あの時の貴女へ

先の事なんて考えてなかった 迷惑かけたな 情けねぇ自分

今あの時の貴女に

他の家とは少し違うけど 女で1つで養ってくれた

塀の中で食う飯まじ冷たい できるならここからすぐ逃げたい

俺の心はもつれ込み 食いたい貴女のもつ煮込み

当たり前が何かもわからなくなって

投げやりになっても変わらなくて

自分が消えてなくなってもかまわなくて

でも面会の貴女の顔は飾らなくて

それでも貴女は多くは語らなくて 暴言のひとつもはたかなくて

でも貴女の笑顔は儚くて 目の奥にある悲しみにかなわなくて

二度目に顔見たのは裁判の日 見えたのは傍聴席ですすり泣く姿

久しぶりに見たよ あんたの涙

今ここで言う ほんとにごめんな

拝見あの時の貴女へ

先の事なんて考えてなかった 迷惑かけたな 情けねぇ自分

今憧れた自分に

なれてるかな？それはどうかな まっすぐ進んでこい 寄り道はすんな

何も言わず家を飛び出した

向き合う事が怖かった

あんたの背中はデカすぎて 越えられる気もしなかった

伝えかたなんてこれしか無かったから

こんなくそ恥ずかしい事は曲でしか言えねぇ

どうしようもない俺を愛してくれた

今なら言えるよ ありがとう