歌詞

歯車がひしめく

煤煙に塗れる御一行

劇場にご招待

機械仕掛けの意図に誘われて

それは稀代の最高傑作

人と見紛うほどの機械人形

悠久の時を超えて　演じてる

喜劇も悲劇も思いの儘に

狂気の手で造られた名女優

人の心を識るため

踊り続けるのでしょう

人形は理解する

感情も定義次第ね

価値観を模倣して

偽りの歯車もご愛嬌ね

傷さえつかない最高傑作

人には成りきれない機械人形

永遠の時を刻み　摩耗する

在りもしない　ココロが軋んでる

未完成であるほどに　完成する

理想と矛盾の狭間　彷徨い続けて

尺度の違いだけよ

本当の永遠なんてないわ

緩やかな破滅より

物語に残る終焉を

離散する記憶の中　探してる

迷宮の先に答えがある

呪いの手で造られた名女優

人の『心』を得るため

演じ続けるのでしょう　『貴方』を