歌詞

星が薄明に消えるその刻まで

わたしは此処に居るよ

どうか今宵は安らかに

この夢の間は

涙枯らした頬を照らす月影

銀の翼は

声なき声を尋ねる

空のグラスと一錠の祈り

夢に怯えてるの？

誰もがみんな等しく強く

生きているわけじゃない

そうだね

全部、悲しいことはもう忘れ去って

優しい世界へ行こう

この掌を、この翼を、

貴方には選んでほしい

なにも悪いことじゃない

恐れのないその美しい横顔

子どものように笑っていて

この夢の間は

聞こえていますか

Bonam nocterm

Dulce somnii

Non es sola

Quia hic sum

貴方のために歌う

掠れた声と応えのない部屋

誰を呼んでいるの？

わたしは貴方が想うひとの

代わりにはなれない

それでも

いま小さく歌うこの調べが

懐かしい世界へ誘う

あの夏を、遠い日々を、

貴方には憶えていてほしい

星が薄明に消えるその刻まで

わたしは此処に居るよ

揺り籠のなかに在るような

この夢のうたかた

Good night, sleep tight

Iʼm always by your side

きっと貴方は大丈夫