生まれてからずっとうつつのまま
戯れなら少し救われた
漣さえ心揺らしてしまう
月夜の蛍は誰にも見えない
朧げに浮かび見えるのは隠り世の記憶
泡沫の刻、君月を想う
恋し忘れ難き光を見上げながら
幾年此処で、徒夢の中で
未だ見えぬ迎舟を待てばいいんだろう mio
簪も薄紗も現世では取り替えられない
そう永遠に不在だ
汀に佇んで紙を折って作った舟を浮かばす
雲間から薄明が見えた
水際に身を隠して逆夢祈り眠る
身を知る雨後の光芒も 未だ訪れぬまま
薄氷を待ち月見上げる
私の知らぬ間に約束違えたのだろうか
泡沫の刻、君月を想う
恋し忘れ難き光を見上げながら
幾年此処で、徒夢の中で
未だ見えぬ迎舟を待てばいいんだろう
天満月は今何を想う
星芒は私を追い越して地を照らす
忘れ水のように誰にも見えぬように
一人静かに泳ぎ今宵も月想う mio
迎舟を待つ mio
- 作詞
ITARU
- 作曲
ITARU
イノイタル の“mio”を
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