歌詞

思い描いた存在になれずに

周りの白眼視に心を削られ

無念と後悔に苛まれても生きる

自分との約束

やぶれかぶれに滴り落ちる涙

あまつさえ視界に入る天敵に

はじかれて駆け込む真夜中の迷路

モノクロに染め上げられた背景に

心に刺さる嫌な言葉に

合わせて言い澱む回転しない唇

蔑んで蔑まれて今までずっと

堰き止めていた

手足も言葉も明るい未来も　【徐ろに　　】

頭もお尻も鋭い思索も　　　【導き出す　】

疲れた体も優しい思想も　　【錯覚が　　】

背骨も鼻骨も気だるい幻想も【もたらす姿】

目を閉じる無垢な自分にいざさらば

目を開けると私は人間になる

何もしないことが

何かをしでかすことより

悪いとは思えずに

寄り添う者も寄り添われる者もなく

指を咥えて見過ごす

歩行も決意も萎びた明日も　【作り出した】

歌唱も絵画も崩れた計画も　【理想郷　　】

美味しい話も爛れた矜持も　【立ち上る　】

胃の腑も光も焦がれた嗅覚も【憂鬱の影　】

思い描いた存在になれずに

周りの白眼視に心を削られ

無念と後悔に苛まれても生きる

自分との約束

手足も言葉も明るい未来も　【変わり映え　】

頭もお尻も鋭い思索も　　　【すらもしない】

疲れた体も優しい思想も　　【冷たく　　　】

背骨も鼻骨も気だるい幻想も【美しい空　　】