Lyric

あの山に沈む夕日が照らす街

見慣れている景色

あの日の匂い思い出した

叩く雨が濡らす磨りガラスの窓と

網戸越しの風と　戻れない青すぎた日々も

思ったよりもシンプルで複雑な人生だ

限られた時間で僕は何が出来るだろう？

曖昧な返事では動き出せないから

立ち止まったままじゃ歩き方を忘れてしまうだろう

歪んでしまうよ　僕たちは

終わってしまうよ　消えていく

小田急と並ぶ　相模大橋の上

自転車を漕いでいた　すぐに抜かされてしまった

家路へと誘う　街灯過ぎるたび

嫉妬と焦燥が　僕を突き刺す

思ったよりもシンプルで複雑な人生だ

限られた時間で僕は何が出来るだろう

期限切れ　ハイライト　前を向かなくてもいい

自分の気持ちに嘘をつくことに慣れてしまったな

歩き方はまだ覚えているかい

歪んでしまうよ　僕たちは

終わってしまうよ　消えていく

君みたいに　駆け抜けた季節が

僕をここに　置き去りにしていく

立ち止まっていても仕方がないみたいだ

連帯感から外れた焦燥が劣等感を生み出す

君が出す答えを待っていた

僕は