Dendrophiliaのジャケット写真

歌詞

リィンカーネーションの手紙

勿忘うた

ベランダで日光浴をする

最近 花を植えたんだ

狭いクローゼットには大雨が降る

いつも この街は暖かくて癪だ

あの日 私の中で

何かが死んだような気がする

そんななかで

届いた言葉は魔法だった

水色の光の雨

粒が宝石みたい

ねえ 探してもいいよ

手紙を書く

いつか わたしたち

同じ言葉で話せますように

本当をキミに 心を文字に

忘れた頃に思い出せますように

プランターに水をやった

昨日の夜を思い出した

好きな雨、好きな気温、好きな空気。

バス停で明日と待ち合わせ

最近 空気が読めるんだ

広いインターネットに感情は消えた

そうだ この街はすれ違いの街

あの日 私の中で

期待が消えたような気がする

でもそんななかで分かった

憧ればかり見つめていた

遠くの景色ほど綺麗だった

そうだ 私はやっと気付いた

見たこともないのに

本当に…

まるでこれは

小説の主人公みたいだ

ねえ 探さなくていいよ

手紙を書く

いつかこの文の

言葉の意味が伝わりますように

本当はわたし 嘘つきだから

嘘も笑顔も何度だって使うよ

日常の隙間に芽生えた

昨日の夜を思い出した

好きな雨、好きな気温、好きな空気。

開いた傘には思い出と大雨と

水色のガラクタな日々が

映る 弾く 光る

足元には翡翠の海

そして双葉が芽吹く

手紙を書く

いつかこの文の

言葉の意味が伝わりますように

本当をキミに 心を文字に

忘れた頃に思い出せますように

プランターに水をやった

手紙を書く

いつか わたしたち

同じ言葉で話せますように

大切な日々を 生きた証を

芽が出るように 後悔しないように

プランターに水をやった

昨日の夜を思い出した

好きな雨、好きな気温、好きな空気。

(好きな雨、好きな気温、好きな空気。)

  • 作詞

    勿忘うた

  • 作曲

    ichiro

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デンドロフィリア(dendrophilia)、デンドロフィリー(dendrophily)、またはアーバーフィリア(arborphilia)とは、樹木への愛情を指す語である。

植物、緑をテーマにした勿忘うた4枚目のアルバム。
生きとし生けるものの命の始まりと終わりを描いた作品です。

アーティスト情報

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