歌詞

遠くで　私が　声をあげても

間違いみたいに　周りが　消してった

「同じほうが　安心だよ」

そんな一言で　片づけられる

私が　持ってた　光は

誰にも　見えずに　揺れていた

丸をつける　その手に

私は　映ってなかった

見えないルールで　消された

心の色は　どこへ行ったの？

いち　に　さん　はい　って

決められた未来に　私は　いない

「それでいいの？」って　聞かれても

答えは　いつも　風任せ

だけど　まだ　君の中に

消さない　声が　残ってるなら

それを　一つずつ　拾っていこう

今は　小さくても

笑顔の中で　口を閉じたら

本当の声が　聞こえなくなる

「少ないほうが　間違いだよ」

それって本当？　信じられるの？

周りの　表情　周りの　スピード

そっちに合わせて　おかしくなった

口をつぐむ　私に

さよならを　言いたかった

間違いじゃないと　知ってても

声に出すのが　怖かった

いち　に　さん　はい　って

並べた　言葉が　すべてじゃない

「違っていい」って　気づいたら

少しずつ　ほどけていく

今はまだ　思い切れず

立ち止まることも　あるけれど

その時　一人じゃないよ

僕ら　出会えたから

いち　に　さん　はい　って

消される　正義に　涙が　出る

だけど　まっすぐ　見ていたら

また　照らしてくれるよ

一人　一つの　光を　持って

みんな　違って　いいってこと

多数決じゃ　決められない

大切な　ものが　あるんだよ

いち　に　さん　はい　って

数じゃ　測れぬ　夢が　ある

私が　こぼした　その一言が

世界を　そっと　動かしてく

聞こえてるよ　聞こえてるよ

その　小さな　本当の　声

消さないで　奪わないで

多数決じゃ　決められない