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午前0時を過ぎた街に、音だけが残る。
「CASE No.6: AFTER MIDNIGHT」は、
今宿探偵団が記録した、事件の“その後”の時間。
熱狂も、崩壊も過ぎ去り、
残されたのはわずかな灯りと、湿った夜気。
遠くで揺れるネオンと、静かに響く旋律が、
言葉にならない余韻を描き出していく。
ホーンはささやくように鳴り、
ピアノは空白を埋めずに残す。
その間にある“沈黙”こそが、この音楽の核となる。
これは解決でも結末でもない。
ただ、すべてが終わった後に流れる、静かな記録だ。
今宿探偵団。 都市のノイズと静寂、その境界線を追跡する音楽集団。 ビッグバンドジャズを基盤に、ロックの衝動、スカファンクの跳躍、 そしてモダンジャズの実験性を融合。 トランペット、サックス、トロンボーンから成るホーンセクションを主軸に、 リズム隊がそれを暴力的なグルーヴで支配する。 彼らの音楽は、単なるインストゥルメンタルではない。 断片化されたリフ、突発的な沈黙、崩壊寸前のアンサンブル それらはまるで“事件の断片”のように提示され、 やがて一瞬のユニゾンで、すべてが意味を持つ。 ライブでは、即興と構築が衝突し、 同じ楽曲であっても二度と同じ形にはならない。 今宿探偵団は音楽を演奏するのではない。 都市に潜む“電気的な違和感”を、音として記録する。
SNAP