Lyric

道照らす薄光、野に響く先導の鈴声

どれ程歩き疲れても終わりのない日々に

いつ、終わりが来るなんてそんな終わりの無い事に悩む

セーブロード不可のクソゲー

選択肢無しの局面

画面端ばかり格ゲー

永遠に進まない革命

後ろ暗い事はしてこないが後ろめたい事ばかり積み上がる

大抵の物事がそういう物なんだと思う頃には取り返しのつかない後悔が積み上がる

空がこんなにも低い理由を探すよりも先に

乗り換えの時間ばかり探す日々だ

耳障りな価値観、うざったい程の共感

情けなさを掻き消す為にまた今日も夜を使い余す

単調に生きる日々に年長のあの人にあやかろうと

短命に過ぎぬように懸命に日々を過ごす

個性という名の無個性の先に積み上がるもの

颯爽と道を切り開く者に中指を立てる事が個性だと勘違いする愚か者

他人と異なる事ばかり選ぶ者たち

何一つ積み重ねず何かを手にしようとする者達

ある者達の言葉を借りれば、この音は国境を越えるらしい

ある愚か者達の言葉を借りれば、未だ劣等のこの身にも金に変えられぬ値打ちがあるらしい

廃れきった夜にまた今度こそはと明日をbetする

裸足で進むには不明瞭すぎる

あぁ、まだ、片足を微睡に浸しながら

冷めぬ夢の矛先を、焦点は眼前にある

消えぬ熱の矛先を、未だ羨望よりも遥か遠くにそびえる

生きる事

すり減らし進む事

生きる事

賞賛も喝采も超え、ここに刻む事

生きる事

もがき疲れた先で尚、一歩踏み出す事

生きる事

耐え凌ぐ今を越える事

生きろ、死に急ぐよりも先にやるべき事があるだろ

生きろ、生き永らえるよりも先にやるべき事があるだろ

生きろ、生きろ、生きろ、生きろ

この連綿と続く荒野の果てに

生きろ