

バーの窓辺に潮が香る
琥珀のグラス指跡ひとつ
あなたの声が波間に紛れ
僕の胸だけ深く沈める
デッキの向こうタクシーが待つ
薄い微笑み灯りがにじむ
揺れるハーバーに目を逸らしても
ふたりの昨日が影を落とす
ブルーのグラスに口をつければ
言えない名前が胸でほどける
口づけだけがまだ残ってる
リネンのシャツに風が滑る
ライトの粒が海にこぼれる
あなたはそっと髪を直して
僕はその手を見つめたままで
ベルが響いてロビーが冷める
長い瞬き答えを隠す
濡れたネオンが海に流れて
ふたりの嘘まで綺麗に見せる
最後のカクテル泡が消えれば
戻れない夜が静かに開く
口づけだけがまだ覚えてる
桟橋まで黙って歩く
靴音だけがふたりを繋ぐ
あなたがふいに振り向いたから
世界のノイズが全部止まった
朝焼け前の銀のハーバー
ふたりのシルエット遠くほどける
最後の言葉を飲み込んだまま
もう恋人には帰れない
口づけだけが朝に溶けてく
- 作詞者
Tokyo Groove Station
- 作曲者
Tokyo Groove Station
- プロデューサー
Tokyo Groove Station
- ボーカル
Tokyo Groove Station

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