Lyric

ドラムロールが鳴り止む前に

今すぐに　何者かに

ならなきゃいけない

軋むホールの真ん中で　一人

立ち尽くすばかりの僕だ

神秘のベール包まれた

何かすごい秘密があるのでしょう？

ほんとは何にもないの

うまく説明できないだけ

いつか魔法は解けるけど

今は気づかぬふりをするのでしょう？

時限爆弾みたいに抱えてる

ああもう準備なんてさ　する暇もないくらい

その日は予告もなくやってくるから

セリフも飛んだ頭に浮かぶのは

それはどうしようもないくらいの

言い訳ばかり

ドラムロールが鳴り止む前に

今すぐに　何者かに

ならなきゃいけない

軋むホールの真ん中で　一人

立ち尽くすばかりの僕だ

大器晩成　石の上にも三年

雨垂れ石を穿つ

気休め慰めの類はもう

いくらあってもいい

変身の途中で　攻撃するように

その日はしたり顔でやってくるから

何の変哲も無いを地で行ってるのに

やたらと光るスポットライトで

汗が滲む

ドラムロールが鳴り止みそうだけど

他の誰かにゃなれないし

期待はずれ甚だしい　これが

僕のシンカさ

ドラムロールが鳴り止んだって

今更もう　何者にも

ならなくてもいい

エンドロールの始まりに　一つ

エキストラの名を刻んだ