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歌詞

彼岸花は僕の死体に咲く

たべっこ

大輪の花に憧れてる

名前のない種があったんだ

周りは綺麗な花を咲かせるのに

なぜだか君の芽は出ないままで

恨んでも 妬んでも

何か変わる訳じゃないけど

少なくとも 辛いのは

僕のせいじゃない

鮮やかなユリやバラみたいな花は

透き通るほどに白い心から咲くと知った

この目からこぼれ出た黒い涙が

毒された僕の証明なの

まだ夢見ていたい

「諦めろ どうせまた

お前じゃ無理だ」

なんて言うけど

僕の未来 決めるのは

お前達じゃない

聞き飽きた言葉が真実だとして

それでもただ水を遣るんだ

枯らさないように

植えられた花の名さえも分からない

今はまだ小さな芽でも

きっと綺麗な花が咲く

僕が持てるもの全て

君の為に捧げよう

希望の種 飲み込んで

君と僕は一つになる

目覚めの時 君は僕の

心臓深くに根を下ろした

最早「命」など要らないわ

夢に見た 一輪の赤い花は

いつかの夏に咲く 世界に嫌われた花で

毒されたその身でさえも美しい

気高く凛と咲く その名は

はつらつと僕の死体に咲く彼岸花

苦しみを糧に育った 誰よりも綺麗だ

赤々と色づいてゆく花びら

愛されなくていいから

ずっと ただ尊くあれよ

  • 作詞者

    たべっこ

  • 作曲者

    たべっこ

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「カフェで人生観を語り合う風景」をテーマにした、たべっこの2ndアルバム。

アーティスト情報

9999records

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