Nameless People, The Fiction Seen From the 5th Dimensionのジャケット写真

歌詞

Next Movement

JIN INOUE

Are you Ready? 頭に 鳴り出したメロディ

Let Go Let Go 希望しか見えない

他にあったはずの未来は消え失せて

別の意味で狂い出したみたい 悪くない

昔のことも忘れて 虎馬も射抜いた

寝込んでいた昨日は 今日の為の休暇

都合のいい解釈でも構わない

手段は厭わない

今はとかく進みたい 澱みない

イメージは鮮明に 光だけを描写

今にだけ込めた想い あなたのおかげさ

二人の出逢いに乾杯 さようならにも感謝

駆け上がる階段 先の見えない My Love

影だって追いつけない この太陽は暮れない

風が運ぶ匂いは 小春としか言い表せない

スピリタスを汲んでも 酔えやしない俺はもう

新しい世界にいるんだ 例え今朝に着く名が

地獄だろうが構わない 生まれ変わった俺には

悲劇など起こり得ない そうだろ? Blue Bird

君が白いカラスでもあって 青い鷺でもあるように

未来も光も時代も そうだ 自分次第

今なら幽霊も 火星人も 信じられるよ

嘘みたいな本当は 今や本当でしかない

知ってしまえば単純で簡単な問題だった

何を躊躇してたんだ 今までのことが

全てバカみたいだ 溢れ出るだけの言葉が

メロディに成り代わって この世を奏で出した

世界中がオーケストラで 俺はその指揮者

そうだ その感じだ 伸びてった影もクレッシェンド

今日はここまでだ そう言って次の楽章へ

進んでゆく楽譜は まるで映画のようだ

物語の続きを 思うがまま書いた

悲しみの傷さえも 美しく描いた

笑うだけの日々じゃない それでもいいんだって

認めるように写した あなたの微笑みは

この世に新しい 意味をもたらした

ようやく始まるんだ 本当の物語が

本当の台本を辿って 本当のハッピーエンドまで

この日を待ってたんだ 楽しみにしていたんだ

嘘なんかじゃないんだ 生まれてきた理由さ

ずっと忘れてた 俺は 悲劇の子じゃない

確かに賽の目は転がっていった

それは風も手伝って遥か見えないところまでいった

俺は冷たい荒野に独り寝そべって

霜焼けした指で 砂に絵を描いている

一体 何をしているんだ こんなところで

行くべきところがあったんじゃないのか

空は未だ色を変えず晴れ渡っているのに

砂に描いた落書きはバッドエンドにしか見えない

最早 俺の瞳は嘘に塗れて

せっかくの蒼天も灰色に見える

未来も 光も 時代も

そうだな 全ては俺次第だった

別に誰のせいでもないんだろう

ただ俺は掴みきれなかった たったそれだけさ

解っているけど 辛いな

どうしてか 解っていることこそが 辛いんだ

結果として幾度と繰り返したソレと同じだったが

昨日とは違うように思えたのもまた事実だった

正解を見ることのないまま

俺の解答は間違いだったと思うしかないらしい

もう 何も考えたくないな

目を閉じて何もかもを棄ててしまいたい

黒いカラスがゴミをつついているが

アレはかつて俺の宝物だったんだ

よくある話だよな

これもオムニバスの一つで

涙一つでも稼げるならいいか?

そんな訳にいくかよ

もう疲れた

前と同じ台詞で

今日も終わりだ

疲れた

  • 作詞

    GOMESS

  • 作曲

    JIN INOUE

  • プロデューサー

    JIN INOUE

  • ピアノ

    JIN INOUE

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舞台は、巨大な地下都市。5つの階層に分かれているこの都市で、光挿す”地上”に出るためには『人としての器』が求められる。だがしかし、”地上"もまた争いの絶えないディストピアだった。

アーティスト情報

  • JIN INOUE

    1992年神奈川県生まれ。ピアニスト/作編曲家。 洗足学園音楽大学JAZZ科卒業後、修業のためにアメリカに渡る。帰国後は、ALIやyamaなどの演奏で精力的に活動し、【MUSICSTATION】や【スッキリ】【THE FIRST TAKE】など様々なメディアやフェスへの出演を果たす。 2024年、アーティスト『JIN INOUE』として、1st Album「End Point of Alternate World Line」をリリース。 音楽映画をコンセプトに制作されたこのアルバムは、まるで映画を観ているかのようなストーリー性と世界観を持つ。 2025年2月12日に、2nd Album『Nameless People, The Fiction Seen From the 5th Dimension』をリリースし、2025年2月13日にsonoriumにてリリースライブを開催。

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SLAM RECORDS

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