Lyric

小さな黒板の前で立ち止まる

手書きの文字が 心をつつく

「人生って いろんなことの れんぞくですよね」

その言葉が胸に響いた

足元の影 少し伸びて

あたたかい風が通り抜ける

たのしいことも かなしいことも

まるで川のように流れてく

でもね ここに ひとつだけ

小さな「おくり物」受け取って

ポケットの中 そっとしまえば

きっと明日も 歩き出せる

ほとりの風がやさしく揺れる

あたたかい想いが そっと染みる

「変えられないけど すこしでも よくするために」

その声が 背中押してくれた

たのしいことも かなしいことも

季節のように 巡りつづける

でもね ここに ひとつだけ

小さな「おくり物」受け取って

握りしめれば 心の奥で

静かに灯る 希望の光

どんな道でも どんな空でも

この「おくり物」が 光を照らす

ささやかだけど 忘れないで

君の心にきっと届くから

そっと 開けば やさしい香り

過ぎた日々を包み込む

たのしいことも かなしいことも

流れる川のように続いていく

でもね ここに ひとつだけ

小さな「おくり物」受け取って

受け取って…