Lyric

流れる車窓に飛び込む

朝焼け待ちの空 息を呑んだ

長い銀河の旅路で 白昼夢を見たんだ

懐かしい町並み あの路地に君がいて

嬉しい 寂しい 泣きじゃくった

浸る間もなく日々は迫り来る

この涙も たちまち乾くでしょう

さぁ、夜明けを振り抜け 発車のベル

遠い故郷で眠る 君を叩き起こせ！

咲いて散るまで ほんの短い物語

今は行けないけど

あくびして待っていて

煙る窓の外は 晴天

転がるツギハギのメロディー

もつれた指の先に 込めた祈り

君の部屋の香り 残る手紙

鼻を埋めた

狡いよ また泣くってば

あぁ、狂おしく擦れ合う 滑車とレール

散らばる火花 ハナムケとなれ

そばにいられない 悲しみは歌にして

どうにか続けるよ

吹き荒れる風はファンファーレ

虹の谷で君と落ち合えたら

また旅をしよう きっとだよ

じゃ、その日まで

さぁ、夜明けに轟け 発車のベル

遠い故郷で眠る 君を叩き起こせ！

咲いて散るまで ほんの短い物語

今は行けないけど

あくびして待っていて

煙る窓の外は

笑っちゃうくらい

生まれたての晴天

晴天