

首を吊るはずだった日の朝に
吊り下げられていたベルトを捨てて
涙で滲んで見えたつま先で
コンクリートをたたいて歩いてゆく
ニュースキャスターの爽やかな笑顔は
絶対零度の優しさみたいだ
僕より価値のない人はいますか
僕は本当にどうしようもないのです
教えてくれ 電波にのせて
人殺しの父親の話じゃなくて
教えてくれ 僕の目をみて
生きてゆく意味などないと
ハーモニカとナイフを忍ばせ
夏の匂いの夜に触れた
誰でもヤれる気がしていた
僕でもヤれる気がした
平成生まれのパンクスや
昭和かぶれのフォークシンガー
みんなみんなギラギラ馬鹿みたいだな
僕らどうせいなくなっちゃうのにさ
教えてくれ 遠い空から
天国のうまい酒の話じゃなくて
教えてくれ 頬をかすめて
そこにはなんにもないと
- 作詞者
コバヤシコトリ
- 作曲者
コバヤシコトリ
- マスタリングエンジニア
コバヤシコトリ
- ギター
コバヤシコトリ
- ボーカル
コバヤシコトリ

コバヤシコトリ の“壊滅前夜”を
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アーティスト情報
コバヤシコトリ
滋賀県生まれ東京在住の歌うたい。弾き語りのステージのみにこだわり活動を続けるものの、バンド主催サーキットイベントやレコ発への出演を多数こなし、2023年からは下北沢で複数会場型フェス「人差し指がなくなるまでは」を主催。ライブハウス・居酒屋・カフェ・バー・道端・ガレージなど場所を選ばず年間50本前後のライブをこなしています
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