Lyric

記憶手繰り過ごす日々は

立てた誓いを有耶無耶にして

魅力なく映し出す

意志のかけら一つも無駄に思えて

巡り消えゆく光は

照らし導き　赤色に染めて

道なき道を歩いた

失うその時まで

君と描いたはずのこの世界で

君は微笑み　僕は叫んだ

消えゆく祈りを響かせている

暮れゆく夏の熱は

衒いはなくとも　螺旋の狭間で

見えるもの全て　壊れ狂わせるように

深い渦に囚われる

いつの日にか明けると

囁く日差しが　踊り舞い散る向こうで

終わりの時を迎える　赦しはなくなるけれど

もしも世界が意味を殺せたならば

僕は自由に導かれるだろう

消せない音を響かせている

ここは深く何も見えず

ただただ奪われてゆく

揺蕩うだけ　過行くだけ

ただただ奪われてゆく

道なき道を歩いた

失うその時まで

君と描いたはずのこの世界で

君は微笑み　僕は叫んだ

消えゆく祈りを響かせている

軋み弾み痛む傷は

これからも響かせ続ける