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TWIN BRAINSの4曲目は日本語でおしどり夫婦という意味の"Love Birds"…夫に捧げる歌となりました。
私は1998年2月24日に入籍しました。結婚25周年のお祝いのことを、日本では"銀婚式"と呼ぶそうです。同じパートナーと25年もの間、何事もなく過ごすことはありえません。
私の両親は私が10歳の時に離婚し、その後、父母とも新しくそれぞれの家庭を持ちました。そのため私には帰る場所と思える実家がありませんでした。心休まる場所を探す旅が私には早く訪れていたのかもしれません。
夫は素朴で真っ直ぐな人。また、誰にも懐かない怖がりな私を黙って受け入れてくれました。夫を例えるならば「桜の木」だと思い、銀婚式の記念に曲を作りました。凍える長い冬も日照りの夏も真っ直ぐ立っている人だからです。ジャケットの絵は、夫が描いてくれました。季節設定はなかったのですが、夫は花咲く春を描いてくれました。また、歌は21歳の娘が歌ってくれました。
25年と言う月日は決して短く平坦ではありませんでしたが、夫の居る場所が私の居場所、そして帰る場所だと思えます。私は夫に出会い、娘を授かったことによって、家族の意味を知ることができました。人生感慨深いです。
どこからか脳に降りてくる歌詞やメロディーをボイレコに入れ、すでに13曲分のネームがあります。しかし、私には音源にする手段がありませんでした。なぜなら、私は少しのピアノしか弾いたことがないのです。そんな時、Z世代の娘が購入したLogic Pro Xと出会い、自分が作った歌を誰かに聞いてもらうチャンスができました。しかし、PCを操作するのもあまり得意ではなく、そこも例のZ世代がもう一つの脳として、あらゆるプログラミングをゲーム感覚で覚え、試行錯誤しながらここまで来ることができました。彼女は初音ミクの扱いも上手です。後々うちのZ世代がボーカル担当になるかどうかは、神のみぞ知るところでしょう。私たちは、まるで夫婦のように仕事を分け、いえ…双子のように脳を合わせ、楽曲を作り始めたのです。まだこの世にない音楽を作れたらどんなに素敵なことでしょう。これから1曲2週間を目標に、リリースできたらうれしいです。ちなみに、作詞作曲をする当方は歌うことも楽器を演奏することも苦手です。足りない能力はZ世代に期待しています。音楽理論にとらわれず、自由に楽しく、音楽を作りたいと思っています。