歌詞

ねぇ、ファウスト　僕は今柄にもなく泣いている

そっか　貴方にはなれないの

願うも虚しく真っ赤な命がただ一つ

そんな　此処を照らすだけ？

それじゃ

意味のない祈りさえも

お茶菓子に変えて進ぜよう

いつか信じた空想のお味は今も

甘ったるいまま

ぼくのひとかけらをきりわけて

ここにのせて

じっとじっとまっていたいんだ

きっとあなたはあくまじゃない

ああずっとずっとぼくはこどものまんま

ああずっとずっとまちがっていたんだ！

ねぇ、ファウスト　君が今終わらせてくれるのなら

どれほどいいだろうか

眩暈と吐き気の真っ只中でも杭を打つ

冷めた水面が映し出す

ぼくのひとかけらはくさりかけ

こきゅうでさえ

やっとやっとできているんだ

きっとぼくらはであうまで

溶けない呪いを舐めているみたいだ

だれもだれもしらないお話

鏡の中にはだれもいない

ぼくのひとかけらをきりわけて

ここにのせて

じっとじっとまっていたけど

屹度、貴方は悪魔じゃない

嗚呼ずっとずっと僕は

一欠片は底を付き

大人になり

地獄へ手が届く

一体何を見ていたのか

嗚呼　屹度、屹度、忘れてしまうんだ

嗚呼　屹度、屹度、どうでもいいと思うんだ