Deliriumのジャケット写真

歌詞

tomoran

せだい

ふとした瞬間が隙をついて

季節は変わってしまったことに気付けないまま

秘密にしたって陽に灼かれて

未だ夏の太陽かと思う程 暑いんだ

きっと急いでいたみたい

でも、少し身の丈に真面目な成り行きは何か違うんだ

憶えていくんだ 持ち合わせた

優しさとかズルさや、時々、振れる強がり等

この先、縋るモノがないなら

紅帯びて 約束さえも 飾り物になるから

歩き辛くなるな

僕が僕らしさに夢中で 無理に綻んで腐って

懐かしさの中で自惚れていようと

在るが儘に生き急ぐか 柵に着いてまわすか

どちらかの覚悟へ揺さぶろうと

君は迷うことないだろう

月に誘われて夜を駆けて

透き通る風には確か、兎がいた様な

きっと急いでいたんじゃない 漂いながら離れて

消えた

遠くで弾けた 四季の輝きが

過ぎ去った日々を待ち惚ける

寄せる有耶無耶、無理矢理に悩む

また 数え切れない程 白い羽根が飛ぶ

君が君らしさの宇宙で宝物を手にして

瞬く間に壊して捨てて仕舞う繰り返しに見惚れてるよ

それが夏の太陽かと思う程 眩しくて

涙目になるまで間が持たないんだ

気が狂いそうだよ

夏の太陽は去った

  • 作詞者

    佐久間 ゲンソウ

  • 作曲者

    佐久間 ゲンソウ

  • レコーディングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • ミキシングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • マスタリングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • ギター

    せだい

  • ベースギター

    せだい

  • ドラム

    せだい

  • ボーカル

    せだい

Deliriumのジャケット写真

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"せだい"にとってキャリア初となるフルアルバム「Delirium」は、当初から掲げてきた世界観の集大成として制作された一枚である。

荒々しいギターサウンドからアルペジオを駆使した幻想的な楽曲まで、音像は様々な表情に移り変わるが、全曲が道を踏み外さず「せだいらしさ」をより際立たせている。

セルフレコーディングだった前作までと比べ、今作から新たにエンジニア(Shimada Tomoro)を迎え、せだいとしては新たな境地に一歩踏み込んでいる。楽曲、アルバムとしての完成度と共にその変化にも耳を傾けて欲しい。

アーティスト情報

  • せだい

    東京 大井町を拠点に活動。00年代から脈々と続くようなサウンドと、振り絞るような歌声が心を揺さぶる4人組ロックバンド。2024年11月に2ndアルバム「Underground」をリリースしツアーを敢行。その活動はバンドのみならず、2022年にはせだい主宰レーベル「tomoran」を設立、多数の盟友達のリリースを支える。その多岐に渡る活動を元に、東京のインディーロックシーンにおいて自発的に1つの頭角を表しつつある。 メンバーはそれぞれ、清水(Gt): kurayamisaka / タカヤマ(Ba): FUJI / ヌマジリ(Dr): either (ex.)などでも精力的に活動。その中で培った技術は佐久間(Vo/Gt)によって集約され「せだい」という一つの大きな塊になっている。現場で重ねた確かな経験を元に、ライブバンドとしてより洗練されたその演奏は必見である。 Vo./Gt. 佐久間 ゲンソウ Gt. 清水 正太郎 Ba. タカヤマ リク Dr. ヌマジリ ユウヤ

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tomoran

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