Deliriumのジャケット写真

歌詞

yudachi

せだい

陽射しが滲む 八月の暮れ

夕立ち 湿るアスファルト

匂い立つ夏草が 記憶の中

面影を探していた

予報では午後からも晴れだったな

途方に暮れたふりで歩く

夕焼けが眩しいのも束の間

帷を急ぐ空だったな

少しだけ懐かしくて

立ち尽くしたまま

胸を焦がしそうだった

思い出なんて幻だった

直にもう日が暮れる

最後の夕暮れは 夏に消えた残像

なんとなく 夕立で視界が滲んだせい

夕焼け通りは街燈の灯が一つ、一つと

街の中に影法師が一つ、一つと

誰もいなくなってしまったな

少しだけ懐かしくて

胸を焦がしている、何故

駆け出しても日が暮れる

最後の夕暮れは 夏に消えた残像

なんとなく 夕立で視界が滲んだせい

夕立はまだ鳴り止まない

  • 作詞者

    清水 正太郎

  • 作曲者

    清水 正太郎

  • レコーディングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • ミキシングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • マスタリングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • ギター

    せだい

  • ベースギター

    せだい

  • ドラム

    せだい

  • ボーカル

    せだい

Deliriumのジャケット写真

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"せだい"にとってキャリア初となるフルアルバム「Delirium」は、当初から掲げてきた世界観の集大成として制作された一枚である。

荒々しいギターサウンドからアルペジオを駆使した幻想的な楽曲まで、音像は様々な表情に移り変わるが、全曲が道を踏み外さず「せだいらしさ」をより際立たせている。

セルフレコーディングだった前作までと比べ、今作から新たにエンジニア(Shimada Tomoro)を迎え、せだいとしては新たな境地に一歩踏み込んでいる。楽曲、アルバムとしての完成度と共にその変化にも耳を傾けて欲しい。

アーティスト情報

  • せだい

    東京 大井町を拠点に活動。00年代から脈々と続くようなサウンドと、振り絞るような歌声が心を揺さぶる4人組ロックバンド。2024年11月に2ndアルバム「Underground」をリリースしツアーを敢行。その活動はバンドのみならず、2022年にはせだい主宰レーベル「tomoran」を設立、多数の盟友達のリリースを支える。その多岐に渡る活動を元に、東京のインディーロックシーンにおいて自発的に1つの頭角を表しつつある。 メンバーはそれぞれ、清水(Gt): kurayamisaka / タカヤマ(Ba): FUJI / ヌマジリ(Dr): either (ex.)などでも精力的に活動。その中で培った技術は佐久間(Vo/Gt)によって集約され「せだい」という一つの大きな塊になっている。現場で重ねた確かな経験を元に、ライブバンドとしてより洗練されたその演奏は必見である。 Vo./Gt. 佐久間 ゲンソウ Gt. 清水 正太郎 Ba. タカヤマ リク Dr. ヌマジリ ユウヤ

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tomoran

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