

歪んだ熱に背もたれて 夏の日が
今から始まる所
上手く笑える術を探している途中
砂埃が舞う 老いた夢に
行き交う日々の間を縫う暇もなく
僕らは大人になる
ずっと この世界は遠く在るものばかりを追って
見落とした嘘や、傷みにさえまだ不器用な
少年だというのに
古びた情熱は虚ろなその眼に
未だ燃えるだろうか
たとえ絵空事であろうと側にいてくれ
僕が僕であるため これから
「真実」など二の次で 他人が追い付けない程
一途な瞳を走らせ いつか星になる夢を見る
どんな未来だって 今日を笑って駆け抜けた夏を
追い風に走る 涙も渇くスピードで時は行くのだから
- 作詞者
佐久間 ゲンソウ
- 作曲者
佐久間 ゲンソウ
- レコーディングエンジニア
Shimada Tomoro
- ミキシングエンジニア
Shimada Tomoro
- マスタリングエンジニア
Shimada Tomoro
- ギター
せだい
- ベースギター
せだい
- ドラム
せだい
- ボーカル
せだい

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
tomoran
せだい
- 2
Snowflake in oneframe
せだい
- 3
yudachi
せだい
- 4
Dawnemotion
せだい
- 5
最終電車
せだい
- 6
春のまなざし
せだい
- 7
Curemilky
せだい
- ⚫︎
Secondhand Lions
せだい
- 9
Delirium
せだい
"せだい"にとってキャリア初となるフルアルバム「Delirium」は、当初から掲げてきた世界観の集大成として制作された一枚である。
荒々しいギターサウンドからアルペジオを駆使した幻想的な楽曲まで、音像は様々な表情に移り変わるが、全曲が道を踏み外さず「せだいらしさ」をより際立たせている。
セルフレコーディングだった前作までと比べ、今作から新たにエンジニア(Shimada Tomoro)を迎え、せだいとしては新たな境地に一歩踏み込んでいる。楽曲、アルバムとしての完成度と共にその変化にも耳を傾けて欲しい。
アーティスト情報
せだい
東京 大井町を拠点に活動。00年代から脈々と続くようなサウンドと、振り絞るような歌声が心を揺さぶる4人組ロックバンド。2024年11月に2ndアルバム「Underground」をリリースしツアーを敢行。その活動はバンドのみならず、2022年にはせだい主宰レーベル「tomoran」を設立、多数の盟友達のリリースを支える。その多岐に渡る活動を元に、東京のインディーロックシーンにおいて自発的に1つの頭角を表しつつある。 メンバーはそれぞれ、清水(Gt): kurayamisaka / タカヤマ(Ba): FUJI / ヌマジリ(Dr): either (ex.)などでも精力的に活動。その中で培った技術は佐久間(Vo/Gt)によって集約され「せだい」という一つの大きな塊になっている。現場で重ねた確かな経験を元に、ライブバンドとしてより洗練されたその演奏は必見である。 Vo./Gt. 佐久間 ゲンソウ Gt. 清水 正太郎 Ba. タカヤマ リク Dr. ヌマジリ ユウヤ
せだいの他のリリース
tomoran