Deliriumのジャケット写真

歌詞

Delirium

せだい

もう少し遠くが見たいなって

気が済んだ後に思い出す

そうした絡繰 飽きる程 巡って来て今へと至る

太陽から春の群青が

誰かを呼んで 眼に写る影

静かな眠りから醒めて 今朝の夢も思い返す

切り取った光 空気に触れて

色を成す瞬間 熱を帯びた

血の通った記憶にさよならを

隙に揺らいだ永遠の先へ駆ける

どうしても言葉に詰まって 手脚の感覚も鈍ると

目に浮かぶものだけを統べて 思い描く頭が全て

旋回する心の裏に 精霊を宿した水溜まり

小さな祈りを終えて 夢の後先に振り返る

ただ思い返す

切り取った光 空気に触れて 色を成す瞬間 熱を帯びた

身に纏った季節や輝きの 隙に揺らいだ永遠の先へ

舞い上がる春の音 移り変わる夢と

ずれた悲しみを飽きる程 巡って来て今へと至る朝

翌日の目覚めをいつまでも気にして

白や黒で描くこの手が 目指した朝 明日へと繋ぐ

切り取った光 空気に触れて

血の通った記憶にさよならを

隙に揺らいだ永遠の先へ

切り取った光 空気に触れて

色を成す瞬間 熱を帯びるまで

血の通った記憶にさよならを

隙に揺らいだ永遠の先へ駆ける

  • 作詞者

    佐久間 ゲンソウ

  • 作曲者

    佐久間 ゲンソウ

  • レコーディングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • ミキシングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • マスタリングエンジニア

    Shimada Tomoro

  • ギター

    せだい

  • ベースギター

    せだい

  • ドラム

    せだい

  • ボーカル

    せだい

Deliriumのジャケット写真

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"せだい"にとってキャリア初となるフルアルバム「Delirium」は、当初から掲げてきた世界観の集大成として制作された一枚である。

荒々しいギターサウンドからアルペジオを駆使した幻想的な楽曲まで、音像は様々な表情に移り変わるが、全曲が道を踏み外さず「せだいらしさ」をより際立たせている。

セルフレコーディングだった前作までと比べ、今作から新たにエンジニア(Shimada Tomoro)を迎え、せだいとしては新たな境地に一歩踏み込んでいる。楽曲、アルバムとしての完成度と共にその変化にも耳を傾けて欲しい。

アーティスト情報

  • せだい

    東京 大井町を拠点に活動。00年代から脈々と続くようなサウンドと、振り絞るような歌声が心を揺さぶる4人組ロックバンド。2024年11月に2ndアルバム「Underground」をリリースしツアーを敢行。その活動はバンドのみならず、2022年にはせだい主宰レーベル「tomoran」を設立、多数の盟友達のリリースを支える。その多岐に渡る活動を元に、東京のインディーロックシーンにおいて自発的に1つの頭角を表しつつある。 メンバーはそれぞれ、清水(Gt): kurayamisaka / タカヤマ(Ba): FUJI / ヌマジリ(Dr): either (ex.)などでも精力的に活動。その中で培った技術は佐久間(Vo/Gt)によって集約され「せだい」という一つの大きな塊になっている。現場で重ねた確かな経験を元に、ライブバンドとしてより洗練されたその演奏は必見である。 Vo./Gt. 佐久間 ゲンソウ Gt. 清水 正太郎 Ba. タカヤマ リク Dr. ヌマジリ ユウヤ

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tomoran

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