燃える火の粉に
滲みたなびく空
翳した柔さに
映す記憶の灯を
落ちてく淡さひとひら
埋もれる音は静かに
重なる影降り積もり
白く深まる窓
遠のく街を 見渡す歌声
オーロラの裏で 見上げた冴ゆる空
星が降る
羊数え待ってる 群は丘を越えてく
燃える火の粉に
滲みたなびく空
翳した柔さに
映す記憶の灯を
琥珀の中の日に 透明な春が来る
- 作詞
yunniko
- 作曲
yunniko
YankaNoi の“琥珀の春”を
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- 1
星は道しるべ
YankaNoi
- 2
双子星
YankaNoi
- 3
manta
YankaNoi
- 4
夜を渡る
YankaNoi
- 5
⊂⊃
YankaNoi
- 6
冴ゆる陽
YankaNoi
- 7
果ての灯
YankaNoi
- 8
アンドロメダ
YankaNoi
- ⚫︎
琥珀の春
YankaNoi
トクマルシューゴバンド等でも活動するシンガーソングライター、yunniko(ヨミ:ユミコ)。自身のプロジェクトYankaNoiとして約8年ぶりのソロ・アルバム『ALMA』(ヨミ:アルマ)をリリースする。
あらゆる楽器が織りなす、精巧なる宅録芸術の世界。自身の演奏と歌声をはじめとした様々な音が重なりあい、夜空にきらめく光の彩のように美しい音楽が立ち現れる。プライヴェートな親密性に浸されながらも、雄大かつ深遠な音風景を想起させるこの音楽は、内なる旅を余儀なくされた世界中の「私」を優しく撫で、「ここでないどこか」=未知の世界へと誘う。
ゲスト演奏陣には、同じくTONOFONから出色のソロ作『Another Galaxy』(2019年)をリリースしたkauai hirótomo(ドラムス、M4「夜を渡る」アレンジも担当)をはじめ、池田若菜(フルート)、戸井安代(クラリネット/バスクラリネット)、トクマルシューゴ(ピアノ/チェロ、一部ミックスも担当)を迎えている。
タイトルの『ALMA』とは、スペイン語で「魂」を意味し、ラテン語では「恵み」を、ギリシャ語では「飛躍」を意味する語。様々な意味を湛えるこの語のように、本作に収められた音楽は、仄暗い空間からの再生と開放を予感させる多層的な響きを聴かせてくれる。
アーティスト情報
YankaNoi
yunniko(ユミコ)によるソロプロジェクト 2014年にバンド録音した1st album “Neuma” をP-VINEからリリース 2022年に宅録にて制作した2nd album "ALMA"をTONOFONからリリース ライブでは、メンバーをフレキシブルに、バンド・トリオ・デュオ編成の他、楽器や声をリアルタイムで多重録音していくソロ編成など 様々なスタイルで演奏を展開している
TONOFON