歌詞

仰げば いつだって始まりは

海原が駆り立てる 潮騒で

もう どうにも学びきれやしないな

ふたりは青き晴れ空の下で

憧れる眩しさに 答えを求めて

気づけば影が 後ろに伸びる時間

夢中を離れ ふと窓の紅い光を

そっと隠してまわる君に気づく

音を聞いた先の校舎のはずれ

行き止まりで佇む 僕らは安寧

解決策さえ微かな光が

差し込むだけの妄論で

しがない 儚い 物心に立ち塞がる

一つだけの括りで分けてしまう

仲良しこよしを取り持ってる 絆しの見地に

答えはない

見つからないゴールは いつだってスタート

想い込めて 明日を語れ

確かにかざした 青の毎日が透ける手のひらは

眩しい世界さえ隠した ふたりの時間へ

存在するかわからない でも

僕らいつまでも夢を見てる

手がかり握りしめて海原と

群青の下で眺めていたんだ

たった一つの言葉で 不安も孤独も創り出せる

だからいざこざだってあったし そのたび笑い泣き仲直り

たった一つの「好き」と感じた手がかりだけじゃ

探りきれない 僕らがどうあるべきかってことも

互いの一人から始まった思考だ

理想像をいつも目指しているけど

結局は遠いから 目の前で歩くんだ

完成まで秒読みだった 未来地図を

書いては消して すでに大幅加筆の跡で

共通認識のリビルド どこまでが本当だ

多かれ少なかれの問題で

至るプロセスの基本形は

趣味の似た者同士の世間話に

少し似ているようだ （Ah）

いつからかこんな日々を過ごして

まだ僕らに 答えを見せてはくれない

近くにいたようで 離れていた君を寄せ

知りたいだけなんて浅はかな心 埋める

抱いた思いを探しに行こうね

そうじゃなきゃきっと「誰か」はやってこない

他力本願じゃいられない それは故意のやまい

互いがあることが大切

自分とあなたで考える

耳を傾ける そうしていつかは決まる

ゆるやかに

簡単なことでも難しくても 自分だけじゃ答えは出ないから

初めて僕は 問いかける

「ねぇ 君は僕のことを どう思っているの？」

見つからないゴールは いつだってスタート

思い込めて 駆け行く大声

確かにかざした 夕の毎日が透ける手のひらは

閉じる世界切り開く ふたりの時間へ

存在するかわからない だから

僕らいつまでも夢を見てる

手がかり握りしめた群青へと

明日に向かえ 認めていきたいんだ

仰げば いつだって始まりは

海原が駆り立てる 潮騒で

もう どうにも学びきれやしないな

ふたりで青き晴れ空を識って