歌詞

ねえ君は今なにをしてるかな

ねえ君は今誰といるのかな

再放送のドラマ見てるかな

懐かしいあの曲聴いてるかな

寂しく響く室外機の

横煙を呑み込み灰落とす

もう戻れはしないわかっているのに

既読のラインを1人で眺める

涙を流して私は良いのって

言われてもそんなの信じれなくて

足跡探して部屋が散らかって

君が見たらなんて言うかな

なにがどうなって僕らは別れて

君は他の恋を初めて

ありがとうごめんねも

部屋に置き去りで

君を見たらいつか言うから

愛してるの一言さえも

伝えないまま大人になって

隣はきっと僕ではなくて

白い煙が空へと舞って

愛してるの一言さえも

伝えないまま大人になって

君の幸せをただ願って

白い三日月空に光って

ねえ勿忘草が

今年もまた花を咲かせたよ

2人で見てたあのドラマは

今ではもう最終回だよ

あなたが蒸すタバコ

不意に口ずさむ小洒落た歌も

思い出すほど愛してたんだよ

あなたは教えてくれないけど

ありきたりが嫌で

わがままを言ってる

そんな私が本当は嫌いで

合鍵渡しておかえりを言って

それ以外なにも思い出せなくて

街の片隅で人混みの中で

いるはずもないのにあなた探して

ありがとうごめんね

素直になれなくて

部屋はまだ片付いてるかな

愛してるの一言さえも

伝えないまま大人になって

隣はきっと私じゃなくて

記憶の中に過去を残して

愛してるの一言さえも

伝えないまま大人になって

あなたが笑っていればよくて

既読を付けて消した思い出

あぁ好きなものも

飽きるほど聞いてた口癖も

忘れたいのに忘れられないように

蓋して写真たてに戻したよ

あぁ僕のことも

僕にくれてた君の優しさも

思い出すのに忘れたいのに

全てが幻になり消えるの

愛してるの一言さえも

伝えないまま大人になって

隣はきっと僕ではなくて

机の上の電話が鳴って

愛してるの一言さえも

伝えないまま大人になって

あなたはきっと私じゃなくて

急に電話をかけてごめんね