歌詞

些細なことで　また口喧嘩

君の癖まで　気に障ってしまう

冷めたわけじゃないのに

優しくできなくてごめんね

帰り道で並んだ影

いつもより遠く感じた夜

「このままじゃダメだね」って

笑いながら泣いてた君

わかってる　誰よりも君が大切で

だけど　“好き” だけじゃ守れないこともあるんだね

好きだから　さよならを言うよ

君の未来を曇らせたくない

わがままな私の愛で

君を傷つけたくないから

“またね”も言えずに　背中を見送る

愛してる　それでももう終わりにしよう

朝のコーヒー　君のカップ

洗いながら　手が止まる

「仕事頑張れよ」って

最後まで優しい人だったね

君の好きなバンドのチケット

引き出しの奥に隠したまま

行けなかったライブよりも

二人の笑顔が遠くなる

喧嘩ばかりで疲れたはずなのに

どうして君を想うほど苦しくなるの？

好きだから　さよならを選ぶ

この愛が君を縛る前に

「一緒にいよう」って言葉

何度も飲み込んだ夜

本当は泣きたいのは　私の方だよ

でもね、君はもう自由でいて

笑い合った日々も

泣き崩れた夜も

全部、大切にできるように

今はただ「ありがとう」と言わせて

好きだけど　これでいいんだよね

君が幸せならそれでいい

“好き”が終わりじゃなくて

君を想える証になるなら

最後の涙が落ちたあとに

どうか君は　笑っていますように