導火線に火をつけて俯いた
あの夏に思い残す事などなかった
バースデイケーキに灯る揺らめきが
ひたすらに消えていくのがただ怖かった
ここから何処へ行こうか
簡単な話だった
ここまでどうやって来たんだ
何もかもを知らなかった
全てを脱ぎ去って今から
獣になってみようか
ほら正しい道を今選べよ
僕が抱き抱えてる悲しみが
いつか花を咲かせて優しくなっていく
あいつのことさえ祈れれば
美しくあれるだろうか
消えない屍に躓いたそれからは
酔わずに踊らずにまた歌っていた
高架橋の下、蹲る君が変わるなら
僕は寄る辺と体温をあげたいんだ
まだまだまだ遠い方へ
歩けるさ矛を持って
春から一番遠くで
乾かない風が立って
言葉だけが宙を舞って何一つ見えてないが
ほら目の前で童が泣いてるぞ
あなたが泣いた、私は笑った
私が泣いた、あなたは泣いた
気づかれず消えていった
埃かぶる墓も全て
僕が抱き抱えてる花束が
いつかあなただけの想い出になっていく
あいつのことさえ祈れれば
美しくあれるだろうか
進めよ、荒野の先へ
まだ屍に息はある
あいつのことさえ祈れれば
美しくあれるだろうか
許されて進むためだ
- 作詞
山下美咲
- 作曲
山下美咲
- ミキシングエンジニア
山下美咲
- ギター
山下美咲
- ボーカル
山下美咲
- プログラミング
山下美咲
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