歌詞

あの子の恋がただ綺麗に思えて

僕は泣いていた　疑いも知らずに

あの子の声にただ近づきたくて

僕は走ってた

行く宛も知らないまま

心の在処　分からなくなった時

会いたい人こそきっと好きな人

胸に浮かぶ顔を僕は想いながら

戻れない時を本気で憎んだり

心は見えないという当たり前のことが

辛くてたまらない　呆れて仕方ない

でも消えてはいけない　今消えてはいけない

それだけ残して　消えた風が恋しいな

恋をして　嬉しくなって

誰かがうまくいかないと少し

安心してしまう僕らは

何を信じたくて　いるのだろう

何ができたなら　笑うだろう

あの子の文字がただ綺麗に並んで

踊り出すように　夢を綴っている

込み上げる思いが　言葉よりも先に

頬を伝うから　笑うしかなくて

後ろ向いた僕を守るように両手を

広げてくれたね　情けなく見えるよね

でも消えてはいけない

いま逃げてはいけない

言わなきゃいけない言葉を言えるように

さようなら　もう　さようなら

心を込めて抱きしめあえば

重りが流れていくからね

この夢や恋も消えるからね

あの子の恋がただ綺麗に思えて

僕は泣いている

疑いを超えた先で