歌詞

新月の暗い夜

星は我一番と光り出す

空には不思議なモヤモヤが飛び

僕の電話にバグが起きる

辛辣なときのあと

君は我一番と去っていった

影には不思議なモヤモヤが立ち

僕の脳みそにデンキがビリビリ

涙を超えて笑った君は

お望み通りに死んだだろうか

笑顔を見せて悩んだ君の

心に神は存在(いた)のだろうか

トイレットペーパーの芯を双眼鏡に

本当の星を探した

綺麗な人の横顔に

流れたそれをちゃんと見つけた

僕ら生きてていいのだろうか

そんな許可取り合っていた頭上

不思議なモヤモヤが立ってた

暑い秋の寒い夜

風の香りに君を思い出した

咲いている花も　ハイボールの味も

僕の変化を引き止めてる

真実は夢の次

現実ばかり見るのもよくないね

夢みがちだけどネガティヴな僕らは

ちょうどいい塩梅だったね

涙を超えて笑ったときに

いよいよ僕の番かと予感した

どうせ振り向けば背後には

あの不思議なモヤモヤがいるだろう

トイレットペーパーの芯を耳に当てて

静かに囁いた　愛の告白

君が夜中に現れて歌った

うたがちゃんと聞こえてしまった

僕ら逃げてもいいのだろうか？

そんな許可自分に問う夜

不思議なモヤモヤは消えた