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ゲームセンターの片隅で始まった、
ちょっと切ない“沼”の物語。
届きそうで届かない距離…
分かっているのに、やめられない衝動。
気づけばまた、同じ場所に立っている。
「あと1回だけ」
「あと1cmが遠すぎる」
そう思った瞬間、もう沼の中。
近いはずなのに、一番届かない。
その感覚は、恋に似ているのかもしれない。
──────────
「また、今日も沼る」
Lyric∶KISHI
[Intro]
寄るつもり なかったのに
気づけば今日も ここにいる
[Verse 1]
ショーケース越し 目が合った瞬間
静かなフロアで 心拍が暴走
ガラス一枚 隔てた存在
簡単そうで 一番届かない
冷静なフリ ポケットの小銭
気づけば足が 両替機まで
「これで最後」って 何回目だろう
学習能力 今日も欠如
初期位置から 眺める君
まだ誰の手も 触れてない距離
取りやすそうな ポーズしてるのに
なぜか未来は 読めない仕様
[Hook 1]
また 今日も沼る
欲しくないのに 君を求める
確率なんて 低めの設定
分かってるのに 回す運命
まだ数cm 届かない距離
触れられそうで 触れられない君
ガラス越しに 揺れる未来
もう一回だけ 信じたい
(信じたい)
[Verse 2]
角度3度 ずらした作戦
理論上では 完璧な算段
アームの軌道 祈る数秒
その静寂が 一番残酷
横から視線 感じる気配
ハイエナ待機 狙う展開
まだ終われない ここで撤退?
謎のプライド 今日も全開
残高減少 比例して期待
財布の中身 軽くなる形態
それでもなぜか 悪くない気分
あと少しで 変わる気運
[Hook 2]
また 今日も沼る
欲しくないはず 君を求める
両替機だけ 虚しく光る
現実よりも 甘い誘惑
あと数cm 縮まらない
簡単そうで 越えられない
期待するほど ズレる世界
それでも手を 伸ばしてる
(伸ばしてる)
[Verse 3]
ガラス越し 君に夢中の距離
なぜか少し 恋に似てる雰囲気
届かないから 追いかけてしまう
手に入れた瞬間 消える幻想
店員に頼む 平行移動
少しだけ変わる 君の位置
近づいたようで 遠い事実
期待だけが また増殖
一瞬だけ 揺れた奇跡
胸の奥で 光った軌跡
止まれない この衝動
今日もまた 挑む本能
[Last Hook]
また 今日も沼る
欲し過ぎては 君を求める
確率さえも 味方じゃないのに
なぜか信じてしまうストーリー
あと1cm 向こう側に
まだ見ぬ未来 ある気がして
気づけば夜が 更けていく
ネオンの中 立ち尽くす
[Outro]
大金はたいて 手にした君
心はないのに なぜか微笑み
魔法が解けた はずなのに
新たな魔法 まるで恋の仕組み
…また 会いに来てしまう
…また 明日も沼ってしまう
作詞家 KISHI。 日常に差し込むわずかな光と、その背後に広がる影。 幸福と孤独、希望と絶望といった相反する感情の対比を、情景描写を通して言葉に落とし込む。 楽曲ジャンルは90年代風ロック、J-POPを軸に、歌詞の世界観に応じてオルタナティブ、歌謡曲、ヒップホップなど多彩に展開。作品ごとに最適なサウンドを選び分ける。 作詞は自身が手がけ、作曲およびボーカルはAI生成によって制作。 人間の感情とテクノロジーが交差することで生まれる楽曲は、美しさと痛みが共存する独自の余韻を残す。