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歌詞

時潟 (Original)

Echo Scroll

貝殻の舟 音もなく

釣り糸の先光ひとすじ竜の影が水面に揺れて

海が口を ひらくとき

誰が夢と 知り得ようかただ優しく

誘われて 還らば、名を問うなかれ

その声に 心が揺れた

玉手箱 胸に抱きて消えぬ記憶 波に問う

光と影が交わるとき失うものが 美しく見えた

乙姫の微笑 静けさのなか星のごとく舞う魚たち

時を忘れ 君と踊るただ、それだけで─

けれど胸に ひとしずく 帰りたい

その想い 箱の中にしまい込む涙のように そっと

玉手箱 開くそのとき風がすべて 奪っていく

名前も声も 若ささえもただひとつ あの笑顔だけが

夢か現か 問う術もなく 老いた手に箱だけが残る

記憶の海で たったひとつの祈りのような 物語

玉手箱 ひらけば散る

儚き時のひとしずく 戻らぬ日々を波がさらい

君の名だけ 胸に残った

さざめ海 さらさらなる 震う足元 後悔もやがて

月の光 君を探せば 誰も言えぬ 緣の結びめ

玉手箱 さらに押しだき 絶えぬ思いを 心に繋ぐ

あの海への 喜びも哀しみも 記憶のすべてが 物語となった

  • 作詞者

    HARU×澪

  • 作曲者

    SUNO

  • プロデューサー

    HARU×澪

  • リミキサー

    SUNO

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    時潟 (Original)

    Echo Scroll

“浦島太郎『時潟』”
夢と現のあわいに揺れる、ひとしずくの物語。
記憶の海に、波のように残る想いを、どうか聴いてください。

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