

六月の雲が流れて
季節だけが先を急ぐ
置き忘れたままの言葉が
風に揺れていた
いつからだろう
振り返ることが増えたのは
変わらないと思ってたものほど
静かに形を変えていく
遠くで誰かが笑う声
胸の奥が少しだけ揺れた
もう届かないとしても
消えないものがある
雨上がりの光の中
思い出が滲んでいく
失くしたわけじゃない
終わったわけでもない
ただ季節が変わっただけ
並んで見ていた景色も
今は違う空の下
それぞれの時間を乗せて
今日へ続いている
答え合わせみたいに
過去を辿るつもりはない
あの日の僕にしか
見えなかった色もあるから
交わした約束より
何気ない沈黙の方が
なぜだか今も胸に
残っているんだ
雨上がりの街並みが
少し眩しく見えた
戻りたいわけじゃない
引き止めたいわけでもない
ただ確かに愛してた
流れていく雲の先
新しい風が吹いている
抱えきれなかった想いも
いつか空へ還るだろう
名前を呼ばないままで
空を見上げていた
答えなんてなくていい
今日が続いていくなら
六月の風の向こうへ
静かに手を振った
遠ざかる季節にも
意味はあったんだと
少しだけ思えた午後
- Lyricist
ai.abuyasu
- Composer
ai.abuyasu
- Producer
ai.abuyasu
- Programming
ai.abuyasu

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Beyond the June Sky
ai.abuyasu



