Lyric

酔いしれる僕が好んだ

耀う橙 選りすぐりの色

風と触れる右の頬を

鮮やかに火照らすから

また空に酔う

もしも君が理想像なら

迷いなく体を重ね合った

だけど今日までそうやって後悔して

何度も逃してきた夜を

たとえ君が理想像でも

色変わり恐れて連れ出せない

ホント小心者だって分かっている

一層のこと煩悩無くせたら

自恃ジレンマ陥り

夕方好きを装って

この名匿います

ただ確かめたいだけ

ただ嗜みたいだけ

傾けたい一献 それだけなんだ

青仰ぐ君右隣

暮れかぬる陽に伴うランデブー

儚げな目を閉じ微睡む

嗚呼 君はCassis or Ange

酔いしれる僕が好んだ

耀う橙 選りすぐりの色

風と触れる右の頬を

鮮やかに火照らすから

また空に酔う

攻略本に書かれない

小ネタ程度の罠に引っかかって

あたまパンクで

髄(なずき)処理落ち

模擬的場面

皆不適合

夢かうつつかどうだっていい

君が僕のものになれば

それが夜だろうが日暮れ前だろうが

関係ないと割り切れ

自恃ジレンマ打ち勝ち

夕方好きを全うして

匿い噤んだまま

まだ足らない想いを

空で満つ惨めな心

青を覆う白い雲に

雨降れと願ったことはあるか

期待のできない未来が

僕を拒んだとしても望むべきか

人も天(そら)も気分屋だから

０じゃない可能性を知っている

それを前提として僕は

嘘を心に浸して役を熟すんだ

青仰ぐ君右隣

暮れかぬる陽に伴うランデブー

儚げな目を閉じ微睡む

嗚呼 君はCassis or Ange

酔いしれる僕 已むを得ず

耀う橙 選りすぐりの色

風と触れる右の頬を

鮮やかに火照らすから

また空に酔う