辞書で引く悪魔 (feat. 可不)のジャケット写真

歌詞

辞書で引く悪魔 (feat. 可不)

ねるめ

ああきっと命の価値は一つも無いや

人が好き勝手決めたもんだ

死ぬことさえ許されないなら

生まれてきたことさえも罪だ

明日どこかで誰かが死んでも

愛してないなら悲しめないな

こうやって僕らは冷たくできてる

生きるためその手で奪えるように

また言いたいこと喉に詰まって

躓いてはほらまた宙返り

口にしてはいけない事を

歌にしてるだけ

一が一であるため百の犠牲を

無視しては笑うでしょそれが普通のことなのでしょ?

視界の端で捉えた誰かの不幸も

他人事で良かったと胸を撫で下ろすのでしょう

ああまた少し口を滑らす

青ざめた目が僕を突き刺す

歪んだ顔で不意に誤魔化す

本当の言葉一つ言えないみたい

また言い掛けては口を噤んで

後ろ指が刺さる少し前に

見て見ぬ振りしていることを

ただ口にしただけ

一が一であるため百の犠牲者を

憐れんで悲しめば優しさと飾るのでしょ?

花束が囲う肥えた醜い亡者に

手を合わせ慈しめば美談と語るのでしょう

有り触れた優しさ一つ影に怯えて拒んでしまう

いつかくれた無償の愛も欲に溺れた獣に見える

枯れた花を食べた幼き亡者と

踏みつけて笑う僕は何が違うのだろうか

醜さ一つ秤に掛けては捨てる

それこそが僕たちの悪魔の証明じゃないか

  • 作詞

    ねるめ

  • 作曲

    ねるめ

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