歌詞

錆びついた階段と

曖昧な境界

硝煙みたいに

曇った視界が

僕らを淘汰して

傀儡に変えていく

抗うすべを探し彷徨った

白か黒じゃなくて

色は無数にあって

解釈次第で何が見えるか

綺麗なマニュアルじゃ

収まらない感情を

抑えつけたら

さらに漏れ出していく

余計な思考回路を

削ぎ取って残った

チープな言葉じゃ

何も響かない

いっそ全部吐き出して

いつだって考えて

でも伝わんなくて

じきに「バカらしい」ってなる

下がる熱量

期待なんてできないさ

僅かに待ってた合図を

いつだって送っていた

単調な信号を

いつか気付いてくれよ

そして始めよう

諦めていた僕の心象に

反撃の狼煙を炊いて

あなたの存在も

まっさらに転化して

冷たい身体で街を歩いた

横目に廃を積み上げて

進んできた

ここで投げ出すなんてしないさ

ただの1回も

満足はしていないが

仕掛けることでなんとかしよう

なりふりなんて

構っていられないや

攻めることが

大切なんだってさ

胸の奥に灯した光が

静かに燃え上がるような感覚

ちぐはぐな情報を集め

一歩一歩前に進んだ

喉元をかすめたような

何かを掴んでいく快感が

何度でも僕を起こして

いっそう欲を増していくんだ

それは無機質で

感情もなくなって

そこに個性なんて無い

言わば人形

答えばっか求めたって

自力になってないでしょ

何が本質で何が伝えたくて

僕らここに立っているか

忘れないように

刻み込んで

何度でも思い出すよ

過去になんてなってない

いつだって考えて

でも伝わんなくて

諦めたくなくてさ

込める熱量

君にだって届くはずさ

僕の描く世界を

いつだって送っていた

単調な信号を

いつか気付いてくれよ

そして始めよう

夢見ていた頃の心象に

反撃の狼煙を炊いて