Lyric

誰かのために　流す涙を

強さと呼べる日が来る

崩れた夢の　欠片を握って

何度も立ち上がってきた

選ばれたんじゃない

ただ、選んだだけ

夜の底でも　灯りは消さない

心の奥で　まだ燃えている

静けさの中に　響く足音

それが明日を　つないでゆく

光よりも深く　暗闇を裂いて

この刃は　迷いを断ち切る

誰のせいでもない　この傷さえ

背負って　君を守るために

悲しみさえも　引き裂いて進め

命より重いものを抱いて

終わらせない　願いの先へ

燃えるように　運命を超えろ

流れる星が　教えてくれた

終わるものも　美しいと

無力な夜を　いくつ越えて

ようやく手にした　小さな勇気

奪われるだけの　日々じゃなくて

“生き抜くこと”　選んだ証

祈りじゃ届かない　明日があるなら

この手で開く　それだけだ

光よりも強く　心を燃やして

儚さごと　抱きしめながら

終わりじゃない　始まりの鼓動

君とまた　歩いていくために

時を越えた声が　背中を押した

「君は君のままで、いい」と

哀しみから生まれたこの歌が

誰かの明日　照らしますように