20代が終わった
30歳になった
20代本当に碌でもなかったな
何ひとつ失わずどころか
何ひとつ手に入らなかったな
ほんと何もねえよな
何があっても涙は絶対に流れない
完膚なきまでに負けても
涙は一滴も流れない
吹雪に身を晒して
体が冷え切った
朝日は昇らない
涙は流れない
今日はよく晴れたな
日日是決戦だな
崖の上を目指して
岩の壁に手をかけ
手を替え品を替え
よじ登ってくだけ
当たって砕けて
まだまだくたばらねえ
おれをダウンさせるには
あと千球は必要だぜ
墨谷二中のイガラシキャプテンが言ってた
俺だってそういう気持ちで
今日まで過ごしてきた
平成に生まれ落ちて
昭和のド根性で
よじ登る
這い上がる
ただそれだけ
倒れる
起き上がる
ただそれだけ
腹が減る
飯を食う
ただそれだけ
やる気が出がない
サボる
ただそれだけ
どこにいたって
何したって
恥を掻いて
馬鹿にされて
果てまで這って
負けて街を去って
流れ着いて
果てまで這って
負けて街を去って
流れ着いて
果てまで這って
負けて街を去って
流れ着いて
どこへ越しても住みにくいと悟った時
詩が生まれて画ができるはずが
何もできない
ゆらりゆらり
風に吹かれて
揺れながら落ちてる
きしたかのように
のらりくらり
やり過ごしたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
ふわりふわり
浮かんでいたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
ストン
バットが空を切った
打ちごろに見えた球は
フォークボールだった
ドカン
爆発が起こった
ライヴ喫茶亀の中
クリスタル大坪だった
風の中の昴のならぬ
亀の中のクリスタル
無為無策に振り回す
あてもないフリースタイル
国境の長いトンネルを抜けると
詩が生まれて画ができて
雪国にも陽がさす日がくるから
情熱の彼方に手を伸ばして
火傷してみたい
アチチアチチアチチ
情熱の価格のドン・キホーテで
家具を全て揃えて
情熱の部屋にしたい
情熱の遊園地パルケエスパーニャで
ダルとチョッキーとアレハンドロと
饒舌に喋りたい
情熱の価格の情熱の遊園地
パルケキホーテを
千葉に作りたい
どこへ越しても住みにくいと悟った時
詩が生まれて画ができるはずが
何もできない
ゆらりゆらり
風に吹かれて
揺れながら落ちてる
きしたかのように
のらりくらり
やり過ごしたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
ふわりふわり
浮かんでいたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
回れ右で左向いて
はぐれこけて
時の流れ
沖のままで
お気の毒で
だからなんだ
それでいい
情けなくて
やるせなくて
歯痒くて
それでいい
わからなくて
果てしなくて
待ちくたびれて
それでいい
崖の下に底があって
そこには俺がいる
いつもいる
俺がいる
足掻いてる
もがいてる
へらず口が止まらない
馬鹿のひとつおぼえで
肩の荷はおろさない
どんとこいどんとこい
今日はよく晴れたな
日日是決戦だな
崖の上を目指して
岩の壁に手をかけ
手を替え品を替え
よじ登ってくだけ
当たって砕けて
まだまだくたばらねえ
ちっぽけなてめえを変える旅に出かけて
自惚れの鏡を全力で叩き割る
崖の上を目指して
岩の壁に手をかけ
崖の上を目指して
岩の壁に手をかけ
どこへ越しても住みにくいと悟った時
詩が生まれて画ができるはずが
何もできない
ゆらりゆらり
風に吹かれて
揺れながら落ちてる
きしたかのように
のらりくらり
やり過ごしたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
ふわりふわり
浮かんでいたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
どこへ越しても住みにくいと悟った時
詩が生まれて画ができるはずが
何もできない
ゆらりゆらり
風に吹かれて
揺れながら落ちてる
きしたかのように
のらりくらり
やり過ごしたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
ふわりふわり
浮かんでいたはずが
揺れながら落ちてる
きしたかののように
- Lyricist
TAKU THE 1460
- Composer
TAKU THE 1460, BEATPLUS
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