庭の雄鶏と風見鶏のジャケット写真

歌詞

庭の雄鶏と風見鶏

らるみん

見下ろす庭はいつも賑やかで

土に足つけて笑う雄鶏たち

ここが世界の全てだと誇る

羽ばたくふりして今日も歌う

それに比べて私には帰る場所がない

高い屋根の上ひとりぼっちで

冷たい風に吹かれるまま

錆びついた体軋ませて回る

どこへ向かえばいい何のために

泣けない風見鶏震える空の下

あなたの孤独は私にはわかる

空を飛べないのは弱いからじゃない

ただ立って時代に耐えているだけ

居場所なんて今はなくてもいい

無理に笑わなくていい生きてるだけで

小さな庭の暖かさが羨ましい

みんなと同じになれない自分が嫌

どうせ作り物の紛い物だと

見えない心まで自分で塗りつぶす

絶望の雨に打たれるたび

誰かに見つけてと声なき声を上げる

生きる意味なんて探せば探すほど

指の隙間からこぼれ落ちていく

傷だらけの風見鶏嵐の夜を越えて

あなたの葛藤は間違いじゃない

群れに馴染めなくて弾き出されても

ただ自分だけの風の音を聴いてた

不安のままここにいていい

傷ついたままでどうか息をして

土を突いて満足する雄鶏たちには

決して見えない遠い景色がある

理不尽な風の行方を知るのは

孤独な空で耐え抜いたあなた

泣けない風見鶏涙ぐむ空の下

あなたの痛みを私が抱きしめる

空を飛べなくてもどこにも行けなくても

ただ立って風を受け止めている

あなたの居場所は私がここにつくる

生き抜くあなたは誰より綺麗だよ

  • 作詞者

    らるみん

  • 作曲者

    らるみん

  • プロデューサー

    らるみん

  • ボーカル

    らるみん

庭の雄鶏と風見鶏のジャケット写真

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    庭の雄鶏と風見鶏

    らるみん

アンデルセン童話『庭の雄鶏と風見鶏』をモチーフに、周囲との温度差や、身動きが取れないまま孤独に風にさらされる葛藤を描いた楽曲です。

地上で賑やかに群れる者たちを高い屋根の上から見下ろし、誇り高く振る舞いながらも、実際は冷たい風に流されるままの「風見鶏」に、現代社会で居場所を見失った人々の姿を重ねています。恋愛要素は一切含まず、どこへ向かえばいいのかわからず震える夜も、不器用な自分をただ肯定し、その痛みに寄り添う癒しのメッセージソングとなっています。

アーティスト情報

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