Lyric

青い空を駆け抜けるチャイムが

聞こえない程うるさく響く

心臓の音と潮騒のスターマイン

いつも袖が

裏返しの君

窓辺の席で物憂げな顔をしている

水色の風に

揺れるカーテンが

物語の幕開けみたいだ

いつの間にか君の事を好きになって

君と同じスタンプを使ってみたり

ねぇ、デートなのに無言はやめて

耐えられないでしょ…

夏の夜空を駆け巡る花火が

水平線に散りばめられて

砂まじりの夜風に背中押され

「君が好き」と言葉にしちゃったら

この気持ちは止まらなくなる

心臓の音と潮騒のスターマイン

文化祭の日に

友達とはぐれて

偶然君に出会って二人きり

ずっとこのまま隣にいたいよ

時計の針よ、止まれ

明日こそは素直になると決めたのに

日めくりのカレンダーは薄くなっていく

ねぇ、こんなに苦しいの…

もうわかってよ。

真冬の空をふわりと舞う雪は

触れた瞬間に消えてしまうの

まるで僕と君に似てるね

ずっと側であなたを抱きしめて

どんな時も笑顔をあげる

この夜を照らす街灯のスターマイン

桜の花びらがひらりと舞い散って

君はどこか遠くを目指し

風と共に僕は花と散る

誰もいない静かな教室で

あのカーテンも動かないまま

言えなかった言葉カバンにしまって

振り返らず帰ろう

大好き

バイバイ...ah