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「風の手紙」
駅のホームに風が吹くたび、思い出される一通の手紙。
震える指先で綴られた「元気でいてね」という言葉は、
今も心に深く残っています。
季節は巡り、もう届かない返事を書きながら、
風に託して送りたい——
距離と時間を超えた、変わらぬ愛を描いた一曲です。
三味線の優しい音色、尺八の風を思わせる調べ、
そして温かな弦楽器の響きが、
懐かしい記憶と繋がりへの渇望を表現します。
Hiroshima Enka(ヒロシマ・エンカ) 20年の舞台経験を持つ演歌アーティスト。 広島を拠点に、日本の心を歌声に込めて世界に届ける。 古典的な演歌の美しい伝統を守りながら、現代の感性を織り交ぜた楽曲は、 国境を越えて多くの人々の心に響く。 代表作「結い髪」「紅深き唄」は、 日常に潜む女性の想いを四季の風景に重ねた珠玉の作品。 着物姿でのライブパフォーマンスでは、 歌とともに日本の美意識そのものを表現する。 伝統の継承者として、また新たな演歌の担い手として、 世界中の音楽ファンに日本の情感を伝え続けている。