Deadly Linesのジャケット写真

歌詞

合掌

LIX, Junior Hsus

叫び声はいつも唐突に耳を突く

むしろそれが静けさをつくりだす

オレはやり遂げた relax

謎の安堵が涙腺を満たす

さながら長野の原田 世紀の大ジャンプ

オレは大蛇もろともトドメ刺す

つもりがとめどなく垂れ流した

大粒の濁流 毒を解き放つ

その数日前 絶望 焦燥 虚無の虜

死神が祝詞を捧ぐオレのbody & soul

オレは生きたまま死んだ だが微かに息をした

自らを殺したことで自らを生かした

だが第2の人生などねえ

昔のオレがオレをきつく抱きしめる

終わりから始まりに橋渡す季節

終わることを知ることで始まる

嘆くことなど何もねえ

陽が翳る 冷気 午前零時

暗闇に宿る胎動 赤ん坊

生かすも殺すも一択 万象

始まり迎えた全てに合掌

公園の焼死体 酒缶とパン

溶けたブルーシート 空は鈍色

綿アメ握った子が見た人の最後と

望まれず産み落ちた虚無は対等

夕映え言うなれば恥の現れ

そんな気がした冬至 目を閉じる頃

フリントホイール釈迦ったジッポ

買い直したついでコンビニ割りモンとJINRO

子ぶんのチャイルドライン揶揄った相談 吃る質問

不協和な環境下に置いた進路で買う親からの愛

憎しみだけが人を殺すわけじゃない

どうせいずれ死と出会う皆

けど人が決める事じゃない人の一晩

円状のベンチ囲み将棋を見る

目配せ 秘密を分け合う一椀

世は氷 淡い恋 別々の潔白

チラッと見えたリスカ跡 数える足りない肋が

君だって知れば あの日の帰路は笑顔でつけた

時は泡…

罪日と同じ星の位置

半分こする悴む手

大分 慣れた傷 撫でる目と

想い連れ抜ける大師公園南。

  • 作詞

    LIX, Junior Hsus

  • 作曲

    DOGG a.k.a. DJ PERRO

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Deadly Lines

LIX, Junior Hsus

All the track produced by DOGG a.k.a. DJ PERRO
Mixing & Mastering by 8ronix at Bullpen Lab.

アーティスト情報

  • LIX

    横浜・黄金町のディープな住環境の中、母子家庭で育ちヒップホップに傾倒。 18歳の時、関内のクラブ「24」で初めてライブする。 22歳で躁鬱病(双極性障害)を発症。 精神薬の処方ミス、自室からの飛び降り、精神病棟への入院等を経験するが、様々な人と巡り合い、支えられ、人間的に成長。 2014年頃、9SARI GROUPの企画”9SARI STUDIO AUDITION”をきっかけとして、三軒茶屋を拠点としたクルー”BUSTAFARIAN”に参加。ヒップホップの醍醐味を経験する。 2018年頃に同クルーが消滅し、ソロで活動再開。 以降、制作を共にしてきたアーティストは、BAKU, BANBI, Bugseed, 暴毒, DOGG a.k.a. DJ PERRO, FUNI, Garashi, JUDA, Junior Hsus, 呼煙魔, Massa Daddy, Razzi a.k.a. PARSENT, rdgbeat, SHIMPEI, Takuma The Great, 辻詩音など。北は北海道、南はブラジルまで幅広い。 リリース/参加作品は以下。 2022年4月 LIX & DJ PERRO(DOGG/Mic Jack Production) ”GLOW IN THE DARK”(1st Album) 2023年1月 LIX & Junior Hsus ”Deadly Lines”(EP) 同年4月 ”DIM THE LIGHTS DOWN”(2nd Album/DJ BAKU主宰KAIKOOよりリリース) 同年9月 仙台のセレクトショップ”MUJO”のコンピレーションアルバム”MUJO Vol.1”に「三日月」で参加。 同年10月以降、呼煙魔と四季をテーマにしたシングルをシリーズ配信中。 「幸運は不運の姿をしてやってくる」が信条。

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