

Ah… Ah…
まだ動かない雲の下
Ah… Ah…
風を待っている
閉じたままの踏切を
遠くから眺めていた
行き先のない切符だけ
ポケットで少し揺れた
「大丈夫」と言うたびに
本当の声は小さくなる
進めないことが悪いように
急ぐ街を見送った
止まった時計じゃない
ただ 針を休めてる
次の景色へ行くための
静かな間(ま)があるだけ
風を待つ 風を待つ
ぼくの背中を押す風を
まだ見えない明日でも
行ける気がした
風を待つ 風を待つ
涙の跡が乾くころ
誰かじゃない ぼく自身が
歩き出すために
坂の上の古いベンチ
夕焼けがほどけていく
置いてきた言葉たちが
胸の奥で手を振った
うまく笑えない日にも
空はちゃんと朝になる
迷いながら選ぶ道が
いつか歌になるなら
追い風だけじゃなくて
向かい風も覚えてる
倒れそうになったから
強く地面を踏めたんだ
風を待つ 風を待つ
名前のない今日の中で
小さな希望を両手で
消さないように
風を待つ 風を待つ
ひとりきりじゃないことを
遠い空の向こうから
君が教えてくれた
待っていたのは
風じゃなかったのかも
胸の奥で眠っていた
「行こう」という声
風を待つ 風を待つ
そして風は吹き始める
昨日までのぼくを越えて
坂の上へ行こう
風を待つ 風を待つ
涙も連れて行けばいい
新しい空の下で
五人の声が響く
Ah… Ah…
風を待っていた
Ah… Ah…
もう 歩き出せる
- 作詞者
RYO
- 作曲者
RYO
- プロデューサー
RYO
- プログラミング
RYO

RYO の“風を待つ”を
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風を待つ
RYO
急ぐ街のなかで、立ち止まってしまう日がある。
「風を待つ」は、そんな時間を“遅れ”ではなく、次の景色へ進むための静かな間として描くミディアム・バラードです。
ピアノとアコースティックギター、遠くで鳴る風の気配。ひとりずつ重なるRYOの五人の声が、迷いのなかにいる背中をそっと包み込みます。待っていたのは風ではなく、胸の奥に眠っていた「行こう」という声だったのかもしれない。
涙の跡も連れて、新しい空の下へ。
止まることを知っているからこそ、自分の足で歩き出せる――そんな静かで確かな希望を届ける一曲です。
アーティスト情報
RYO
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