

高架線をすり抜けて
真っ暗なスーパーを横目に
誰も見ない信号機が
いつもより美しく光っている
歩道橋を律義に上る
僕にしか見えない景色もあるだろう
129を下っていこう
思い返すことは何もないと思った
終わらない夢のような旅は続いてく
海はもう近いぜ
街灯をすり抜けていく
まばらに追い越すトラックの群れ
静寂の冷たさが
いつもより心地よく感じてる
海岸の気配は近く
突然吹く風には潮の匂い
129を下っていこう
思い返すことは何もないと思った
終わらない夢のような旅もいずれ終わる
夜明けはもう近いぜ
129を下っていこう
思い返すことばかり残してきたんだ
終わらない夢のような旅 は続いていく
海はもう近いぜ
- 作詞者
虎間譲
- 作曲者
虎間譲

虎間譲 の“129”を
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