Lyric

新しい日々が過ぎ

思い出すのあの後悔を

放っといて意気地なし

勇気があればよかったな

戸惑い傷つけて

ヒビ割れた関係は

薄紅吹雪く波に溶けていく

儚さと舞い散れ

いつだって僕らの感情の中には

戸惑いと躊躇いがいつも混ざり合って

何を問えど老いのスピード変わることなく加速

寝ても覚めても消えない悪夢あなたはいまどこにいる

忘却を知らない思い出が宿る種は

時が来れば新たな望みを芽吹き出した

愛を知れば痛みも知るが必ず笑顔綻ぶ

さよならと残した

どうして

いまだに涙が溢れるの

頬を伝う雫一つ

流れる桜の雨に乗せて

きっと

心も舞い踊る

紡ぐこの歌を

胸に咲かせ翳した

満開の希望の花を

繰り返す問い掛けに答えは未だ無く

願いが成り果てた期待に囚われ

想いは

揺らぐ

咲かせた花もいずれ枯れ果て

時として名も知らぬ誰かに花屑と踏まれ

されど土に還り巡る季節と共に"いつか"と

信じ抜ける強さ求め後悔と歩め

確かな願いにこの身を焚べる

照らし出した道の先で

たとえその願い叶わずとも

四角い窓から陽射しは掠める瞼の隙間

身体に纏った氷が溶けても

想いは覚めずに冷たいままだ

一筋の木漏れ日

触れる花びらこの胸に

さよなら愛しき

淋しげな情景は

薄紅吹雪く波に溶けていく