春のあとに残るもののジャケット写真

歌詞

春のあとに残るもの

GREYLINE

春のあとに

残るものを

まだうまく

捨てられずにいた

駅前の花壇はもう色を変えて

知らない季節の匂いがしていた

薄手の上着を鞄にしまうたび

少し前の僕だけが取り残された

並木道に残った花びらは

誰にも踏まれず端へ寄っていた

それを見つけてしまうくらいには

まだ君のことを忘れていなかった

終わった季節は

何も言わずに遠くなる

それでも胸のどこかで

遅れて風が吹いている

春のあとに残るものは

君といた日々の全部じゃない

ふと黙った横顔や

歩幅を合わせた午後のこと

戻りたいわけじゃない

消したいわけでもない

過ぎた季節の端っこで

僕は少し変わっていた

新しい予定を書き込む手帳に

去年のページが少し挟まっていた

破るほどではない思い出ばかり

いちばん長く残ってしまう

午後の店先に並んだ果物が

光を受けて静かに揺れていた

君が好きだった甘い匂いだけ

理由もなく胸に近づいてきた

春のあとに残るものは

君の声そのものじゃない

言いかけてやめた一言や

待ち合わせ前の静けさで

悲しいだけじゃない

きれいなだけでもない

終わった季節のぬくもりを

僕はまだ持っている

春のあとに

残るものは

君じゃなくて

君といた僕だった

  • 作詞者

    GREYLINE

  • 作曲者

    GREYLINE

  • プロデューサー

    GREYLINE

  • ボーカル

    GREYLINE

春のあとに残るもののジャケット写真

GREYLINE の“春のあとに残るもの”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    春のあとに残るもの

    GREYLINE

アーティスト情報

ØØØ STUDIOS

"