歌詞

自分っていう奴が誰より分からずに

誰かが見つけた

破片（くず）を拾い集めてた

遺伝子が決めた浅はかな初期設定

変える為に湯水の如く課金した

自尊心が強く野心もあるのに

嫌われたくない矛盾を抱え

今日も樹海を彷徨うけれど

そんな事もうどうでも良くなる

凍りついて砕け散った

うわべだけの理性と

後に残る本能は昇華をただ繰り返し

僕の世界を支配した

プラスチックの様な殻に

ドロドロの中身を詰めた

綺麗なものはいつでも

どこか闇を抱えてた

意志はあるけど誘惑に弱く

見られたくない裏の顔をもち

わざとらしく装うけれど

そんな事もうどうでも良くなる

枯れた夢に火を放ち

明日にお別れを告げた

民が泣いて少しだけ

その意味を理解した

それとなく後悔した

飢えのせいで少しだけ

心が退化した

取り憑かれたかの様に

ただ愛を噛み続けた

どこか苦い味がした