

冷めた紅茶に浮かぶ朝
窓の向こうで昨日が揺れる
靴紐を結ぶたびに
言い訳みたいな風が吹く
交差点で世界が止まる
信号の青に呼吸を合わせて
置き去りにした言葉たちが
ポケットの中でまだ熱い
消えかけた光の中で
君の声がまだ響いて
曖昧なままでも構わない
この瞬間が息をして
誰もいない帰り道で
空の色が胸に染みて
滲んだ街のノイズの奥
僕の鼓動が未来を告げて
夕方の影が揺れる午後
手のひらで時をなぞった
笑い声が遠くに滲んで
風の匂いが胸に残る
立ち止まり見上げた空に
ひとつだけ残る雲の影
約束はもういらないけど
君の名前はまだ響く
ほどけかけた夢の途中で
君の声がまた響いて
失くしたままの願いごとが
今もどこかで息をして
遠ざかる街のノイズ越し
明日がそっと呼吸をする
終わらない夜を抜けたら
僕は少し笑えた気がした
消えかけた光の中で
君の声がまだ響いて
曖昧なままでも構わない
この瞬間を抱きしめて
夜が明ける街の中で
息をするように歩き出す
滲んだ昨日を越えて今
僕の鼓動が未来を照らして
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