404AM (ムイミ)のジャケット写真

歌詞

消えてしまいたいほど会社に行きたくない月曜の朝

MASAQUI

息が浅い

息が浅い

目覚ましより先に疲れてる

まだ何も起きていないのに

消えてしまいたいほど

会社に行きたくない月曜の朝

曇り空が天井みたいに低い

消えてしまいたいほど

会社に行きたくない月曜の朝

理由だけが見つからない

ワンルームの空気が重たい

扇風機は止まったまま

マグカップの白湯だけが

湯気をゆっくり伸ばしてる

シャツは椅子に掛かったまま

社員証は机の端

窓の外だけ

今日を始めている

はぁ

あれ

何が嫌なんだっけ

上司も悪くない

仕事も普通

誰かに怒られたわけでもない

でもなぜか

胸の辺りだけ曇ってる

消えてしまいたいほど

会社に行きたくない月曜の朝

電車の時刻だけ正確すぎる

消えてしまいたいほど

会社に行きたくない月曜の朝

理由だけが見つからない

嫌だ 嫌だ

嫌だ 嫌だ

嫌だ 嫌だ

嫌だ 嫌だ

嫌だ 嫌だ

嫌だ 嫌だ

嫌だ 嫌だ

嫌だ 嫌だ

グループチャットのアイコン

読む前から疲れる

おはようございますを

頭の中で練習する

エレベーターの鏡の中で

どんな顔をすればいい

そんなことだけ

増えていく

雨もまだ降っていない

何も壊れていない

何も起きていない

それなのに靴だけ重たい

昨日まで乗れていたはずの世界が

今日だけ少し狭い

寝不足でもない

病気でもない

原因だけが不在のまま

ストレスだけ残ってる

消えてしまいたいほど

会社に行きたくない月曜の朝

カーテンを開けても変わらない

消えてしまいたいほど

会社に行きたくない月曜の朝

それでもドアノブに手を掛ける

理由は分からないまま

白湯

社員証

曇り空

無音

はぁ

今日も多分

行ってきます

  • 作詞者

    MASAQUI

  • 作曲者

    MASAQUI

  • プロデューサー

    MASAQUI

  • プログラミング

    MASAQUI

404AM (ムイミ)のジャケット写真

MASAQUI の“消えてしまいたいほど会社に行きたくない月曜の朝”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

意味は、あとから誰かが貼り付ける。

このアルバムに答えはありません。

ただ、何かが繋がっている気配だけがあります。

土の下で静かに広がる菌糸。

誰にも見えないまま情報を運ぶネットワーク。

会社へ向かう月曜日の朝と、空室のシャワー。

殺虫灯に吸い寄せられる光。

送信成功という表示だけが残った朝八時五十分。

どれも無関係に見えて、どれも同じ呼吸で脈打っています。

ムイミは、人間が意味を探し続ける生き物であることを逆手に取ったアルバムです。

何も起きていないようで、何かが確実に進行している。

誰かと繋がっているようで、誰とも繋がっていない。

群れの中で、一人だけ逆方向へ歩く違和感。

その一歩だけが、世界を少しだけ変えてしまう。

シティポップ、ローファイ、ドリームポップ、壊れたダンスミュージック、環境音、VHSノイズ、インターネットの残響が溶け合い、日常の景色を静かに侵食していきます。

404AMは今作で、悲しみも恐怖も大きく叫びません。

代わりに、意味が生まれる直前の静けさを録音しました。

意味がないのではありません。

まだ、誰にも名前を付けられていないだけなのです。

"