

息が浅い
息が浅い
目覚ましより先に疲れてる
まだ何も起きていないのに
消えてしまいたいほど
会社に行きたくない月曜の朝
曇り空が天井みたいに低い
消えてしまいたいほど
会社に行きたくない月曜の朝
理由だけが見つからない
ワンルームの空気が重たい
扇風機は止まったまま
マグカップの白湯だけが
湯気をゆっくり伸ばしてる
シャツは椅子に掛かったまま
社員証は机の端
窓の外だけ
今日を始めている
はぁ
あれ
何が嫌なんだっけ
上司も悪くない
仕事も普通
誰かに怒られたわけでもない
でもなぜか
胸の辺りだけ曇ってる
消えてしまいたいほど
会社に行きたくない月曜の朝
電車の時刻だけ正確すぎる
消えてしまいたいほど
会社に行きたくない月曜の朝
理由だけが見つからない
嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
嫌だ 嫌だ
グループチャットのアイコン
読む前から疲れる
おはようございますを
頭の中で練習する
エレベーターの鏡の中で
どんな顔をすればいい
そんなことだけ
増えていく
雨もまだ降っていない
何も壊れていない
何も起きていない
それなのに靴だけ重たい
昨日まで乗れていたはずの世界が
今日だけ少し狭い
寝不足でもない
病気でもない
原因だけが不在のまま
ストレスだけ残ってる
消えてしまいたいほど
会社に行きたくない月曜の朝
カーテンを開けても変わらない
消えてしまいたいほど
会社に行きたくない月曜の朝
それでもドアノブに手を掛ける
理由は分からないまま
白湯
社員証
曇り空
無音
はぁ
今日も多分
行ってきます
- 作詞者
MASAQUI
- 作曲者
MASAQUI
- プロデューサー
MASAQUI
- プログラミング
MASAQUI

MASAQUI の“消えてしまいたいほど会社に行きたくない月曜の朝”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
マイセリウムネットワーク
MASAQUI
- 2
今日の予定が私じゃない
MASAQUI
- 3
優しい殺虫灯
MASAQUI
- 4
空室のシャワー
MASAQUI
- 5
わたしの名前だけ聞こえる
MASAQUI
- 6
胞子
MASAQUI
- 7
群知能、ひとつだけ逆に歩く
MASAQUI
- 8
加速する秒針
MASAQUI
- 9
送信成功 08:50
MASAQUI
- ⚫︎
消えてしまいたいほど会社に行きたくない月曜の朝
MASAQUI
意味は、あとから誰かが貼り付ける。
このアルバムに答えはありません。
ただ、何かが繋がっている気配だけがあります。
土の下で静かに広がる菌糸。
誰にも見えないまま情報を運ぶネットワーク。
会社へ向かう月曜日の朝と、空室のシャワー。
殺虫灯に吸い寄せられる光。
送信成功という表示だけが残った朝八時五十分。
どれも無関係に見えて、どれも同じ呼吸で脈打っています。
ムイミは、人間が意味を探し続ける生き物であることを逆手に取ったアルバムです。
何も起きていないようで、何かが確実に進行している。
誰かと繋がっているようで、誰とも繋がっていない。
群れの中で、一人だけ逆方向へ歩く違和感。
その一歩だけが、世界を少しだけ変えてしまう。
シティポップ、ローファイ、ドリームポップ、壊れたダンスミュージック、環境音、VHSノイズ、インターネットの残響が溶け合い、日常の景色を静かに侵食していきます。
404AMは今作で、悲しみも恐怖も大きく叫びません。
代わりに、意味が生まれる直前の静けさを録音しました。
意味がないのではありません。
まだ、誰にも名前を付けられていないだけなのです。



